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2018/03/05 | News, Photo

雪景色の中アンサンブルピアニスト講座がスタート!

チェロ奏者のマルモ・ササキ(元ベルリン国立歌劇団正団員)とウララ・ササキの
『アンサンブルのためのピアノレッスン』の第1回目のレッスンが1月25日
入間市文化創造アトリエ『アミーゴ』ホールで行われました。

1回のレッスンが50分、計4回のレッスンで1つのサイクルという、ちょっと特別な企画、
今回の対象はピアノを弾く大人達です。
主にピアノの先生方のご参加です。
遠くは和歌山から来てくださっています。

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このホールは大正時代に造られた埼玉県繊維工業試験場を
リニューアルして文化創造施設となっていて、レトロな感じがまた良い雰囲気を醸し出しています。

第一回目はチェロサイドから、そしてピアノサイドからの目線で、
参加者を入れて3人体制です。姉妹の間の共通語がイタリア語ということもあり、
テンポがイタリアンな感じで、和気藹々でレッスンが進みます。
(はさみうち・笑)

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弦楽器を身近に観る、聴く、感じる
ボーイングを観る、動きを感じる
音を発生する時のエネルギーをを観る、感じる
浸る、そして自ら発信する・・・
そのために、マルモさんにはあえてピアノ奏者の方を向いて弾いてもらいました。

笑いもいっぱいの濃厚な時間でした。
音楽的な勉強やら修正やらディテイルももちろん大事ですが、普段一人で弾くことが多いピアノ弾きこそ、他楽器奏者の音楽を通して、普段忘れていること、、弾くということの根本に気が付かせてもらえるのかな、と。決して伴奏ではなく、ソリストとソリストがいかに音楽で会話をしていくかというところに重点を当てながら、ピアノを弾くことをまた違う観点から見つめなおせる講座かな、と皆さんの演奏を聴きながら思いました。

選曲は一人二曲。難しい曲だけではなく、あえてシンプルな構造のピアノパートの物もウェルカムで、それをどのような調味料を使って調理をしていくかというところ、マルモさんの助言がなかなかユニークでした。

埼玉は雪がまだまだ残っていました。
自称雨女、特別な日は必ず雨が降るのですが(笑)まさかの雪。しかも結構積もっていてびっくり。

第二回目(2月22日)は、ピアノパート、そしてピアノを弾くことそのものをフォーカスしました。
近日中にアップします♪

ウララ